machijikan | vol.03

レストラン「なんどき牧場」

レストラン「なんどき牧場」

ログハウス風の赤い屋根のレストラン「なんどき牧場」。野球ボールのように大きな「茅ヶ崎メンチ」と、湘南野菜のサイドメニューが大人気です。

ガッツリおいしい茅ヶ崎メンチ

産業道路沿いに立つ、ログハウス風の赤い屋根のレストラン「なんどき牧場」。
大人気の「茅ヶ崎メンチ」を、ガッツリいただいてきました。

牧場の建物のような、かわいらしい外観が目を引きます。

牧場の建物のような、かわいらしい外観が目を引きます。

ゆったりくつろげる店内。個室ブースもあります。

ゆったりくつろげる店内。個室ブースもあります。

なんどき牧場マネージャーの松岡さん。優しい笑顔で迎えてくれます。

なんどき牧場マネージャーの松岡さん。優しい笑顔で迎えてくれます。

今や湘南のソウルフード

野球ボールのようなまん丸の形の「茅ヶ崎メンチ」。球型にしているのは、肉汁を閉じこめる工夫なのだそうです。サクサクした衣の中にうまみたっぷりの県内産豚肉がゴロゴロ詰まっていて、他では味わえないジューシーなおいしさです。「かながわフードバトル」金賞など、数々の賞に輝いています。

キッチンカーによるイベント販売では、いつも行列ができる「茅ヶ崎メンチ」。もはや湘南のソウルフードと言っても過言ではありません。レストランで食べる揚げたては、また格別のおいしさですよ。

今や湘南のソウルフード 今や湘南のソウルフード
ランチセット。左奥が「湘南野菜のピクルス」です。

ランチセット。左奥が「湘南野菜のピクルス」です。

自家製ピクルスやタルタルソース
隅々までのこだわりに注目

レストラン「なんどき牧場」では、茅ヶ崎メンチだけでなく、豚の味噌漬けや、あじフライなども食べることができます。あじフライは、自家製タルタルソースが絶品。どのメニューも地産地消のお肉や野菜にこだわっており、お店独自の手作りの味です。

おススメは、料理に添えられる「湘南野菜のピクルス」。旬の湘南野菜をオリジナルのピクルス液で漬け込んだ一品です。実は日本農業新聞「一村逸品」で大賞を受賞したという、プロお墨付きの味です。審査委員長のやくみつるさんからも「斬新でおいしい」と絶賛されたとのこと。酸味と甘みのバランスが良く、ぱくぱく食べられるピクルスです。

ホノルルの姉妹都市・茅ヶ崎
ハワイを感じるメニューも人気

レストランならではの人気メニューは「なんどき風ロコモコ丼」。ハンバーグと目玉焼き、フライドポテト、旬の野菜に加えて、ローストビーフまで乗った豪華な一皿です。茅ヶ崎市とハワイのホノルル市は姉妹都市。ハワイアンなメニューが似合います。

なんどき牧場では、姉妹都市記念としてハワイの塩を隠し味に使った牛乳プリンも販売しています。さっぱりした後味の冷たいプリンが、お肉をたっぷり食べた後のデザートにぴったりです。

なんどき風ロコモコ丼はアロハなプレート。

なんどき風ロコモコ丼はアロハなプレート。

「なんどき橋」が架かっていた跡。

「なんどき橋」が架かっていた跡。

ちょっと不思議でユニーク
茅ヶ崎に伝わる「なんどき橋」の昔話

最後に「なんどき牧場」のお店の名前の由来となった、「なんどき橋」という茅ヶ崎に伝わる昔話をご紹介します。

江戸時代、東海道に架かる今宿橋には、美しい女性の幽霊が出るという噂がありました。その幽霊が、橋を渡る人に「今はなんどきですか(今何時ですか)」と訊ねることから、今宿橋は「なんどき橋」と呼ばれるようになったとか。さらに、なんどき橋には美しい女性の幽霊を一目見ようとわざわざ訪れる人も多く、橋の周辺は見物客のための夜店やそば屋までできて、賑わっていたそうです。怖いけど、ちょっとユーモラスな昔話ですね。

今宿橋は、レストラン「なんどき牧場」から南へ150メートルほどのところにあったようです。現在では橋の跡らしきものが少しだけ残っています。

レストラン「なんどき牧場」
◎営業時間/ランチタイム 11:30~15:00(ラストオーダー14:00)、ディナータイム17:00~22:00(ラストオーダー21:00) ◎定休日/月・火曜日 ※月・火曜日が祭日の場合は、翌水曜日がお休み
◎住所/〒253-0072 茅ヶ崎市今宿1024
◎Webサイト/http://nandoki.co.jp//
☎0467-83-2775