イチゴ栽培ハウスや直売所が並ぶ「いちご街道」
![イチゴ栽培ハウスや直売所が並ぶ「いちご街道」](/assets/img/8colors_vol2/ichigo_kaido/ichigo_kaido_main.jpg)
冬の太陽が「海老名いちご」のポイント
![いちご街道風景](/assets/img/8colors_vol2/ichigo_kaido/ichigo_kaido_01.jpg)
![いちご街道の前に立つ女性](/assets/img/8colors_vol2/ichigo_kaido/ichigo_kaido_02.jpg)
冬の太陽が照らしたイチゴの歴史
海老名市南部の市道8号線は、イチゴ狩りのハウスや直売所が並び、「ストロベリーロード」と呼ばれています。
海老名でイチゴ栽培が盛んになったポイントは、「冬の太陽」にあった、というお話をご存じですか。
日本のイチゴ栽培の歴史は、明治時代までさかのぼります。新宿御苑で宮廷園芸技師を務めていた福羽逸人博士がイチゴの栽培方法を確立し、その「福羽苺」の苗が寒川へと伝えられ、海老名でも栽培が広がっていったと言われています。
日本の太平洋側は、冬も太陽の日差しが降り注ぐので、イチゴの栽培に向いていました。さらにストロベリーロードの周辺は、相模川の自然堤防なので少し盛り上がった高地になっているのがポイント。水はけと日当たりがよく、イチゴの栽培には最適なのだそうです。
ぽかぽか陽気の春の日に、歴史にも想いを馳せながらストロベリーロードをお散歩してみませんか。お天気の良い日は富士山も望めます。
![いちご街道マップ](/assets/img/8colors_vol2/ichigo_kaido/ichigo_kaido-map.png)