


【藤沢・西俣野編】
藤沢・西俣野で紡ぐ「御縁の記録」
藤沢市の西俣野は、田畑が広がり、のどかな景色が残る地域です。この街には、古くから人々の営みを見守り、静かに歴史を紡いできた社寺が点在します。今回は、歩むたびに心が洗われるような「御縁の記録」を求めて、花應院を訪ねました。
悠久の歴史を物語る、花應院
西俣野の集落を見守るようにたたずむ西嶺山花應院(かおういん)。慶長9年(1604年)に創建されたとされる曹洞宗の古刹です。境内に入ると、静寂に包まれた落ち着いた雰囲気に心が落ち着きます。本尊の聖観音は、古くからこの地の人々の信仰を集めてきました。小栗判官と照手姫の物語を伝える寺としても知られていて、悠久の時をこえて受け継がれてきた歴史を感じることができます。日常の喧騒を忘れ、清らかな空気の中で、心洗われるひとときをお過ごしください。



閻魔祭:
藤沢市の重要文化財に出会う特別な日
花應院の本堂に安置されている「木造閻魔(えんま)大王座像」は、毎年1月16日と8月16日に執り行われる閻魔祭で、特別な存在感を示します。祭では、藤沢市重要文化財であり、閻魔大王座像の胎内に納められた「胎内仏 石像」がご開帳となります。普段見ることのできない秘仏を拝観し、深い仏縁を結ぶまたとない機会です。ぜひこの特別な日におこしください。
※閻魔祭は午後2時から執り行われます。少し前にお越しください。
花應院の御朱印:
仏様の教えが宿る、温かみのある筆書
ここでいただく御朱印には、寺院の歴史と仏様の慈悲がにじみ出る、温かみのある筆書が記されていました。特に、ハスの花(閻魔様)の判が押されているのが印象的です。住職が丁寧に記してくださる一筆一筆は、仏縁を結んだ証。墨の濃淡から、この地がたどってきた長い歴史と、人々の祈りが伝わってきます。手元にいただく御朱印は、単なる記念ではなく、心の拠り所となるでしょう。


- 住所:〒252-0812 藤沢市西俣野866
- 電話番号:0466-81-3566
- 拝観時間:終日(社務所対応時間は要確認)
- アクセス:小田急江ノ島線「六会日大前駅」から徒歩25分、または「西俣野」バス停下車徒歩2分
※御朱印をご希望の方は、事前にご連絡をお願いします。
【北鎌倉編】
北鎌倉で紡ぐ「御縁の記録」
JR北鎌倉駅前に位置する浄智寺(じょうちじ)。ここは、武家の時代から続く歴史と、豊かな自然が調和した古都の魅力が詰まった場所です。この街には、古くから人々の営みを見守り、静かに歴史を紡いできた社寺が点在します。鎌倉では、歩むたびに心が洗われるような「御縁の記録」を求めて、この禅刹を訪ねました。
禅の静寂に包まれた、鎌倉五山第四位 浄智寺
浄智寺は、鎌倉幕府第五代執権・北条時頼の三男、宗政とその妻が、弘安4年(1281年)に創建した臨済宗円覚寺派の寺院です。格式高い鎌倉五山の第四位に列せられ、その静謐な佇まいは、訪れる人に禅の心を感じさせます。JR北鎌倉駅から徒歩すぐという立地でありながら、境内へと続く石段を登ると、たちまち街の喧騒から離れた深閑とした空間に変わります。洞窟に納められた布袋様がにこやかにたたずみ、旅人を迎えます。木々に囲まれた境内は、時が止まったかのような静けさ。鎌倉では珍しい唐様の鐘楼門や、苔むした古びた石仏など、一歩足を踏み入れるごとに、その歴史の深さを感じられるでしょう。日常の喧騒を忘れ、清らかな空気の中で、心洗われるひとときをお過ごしください。

浄智寺の御朱印:
受け継がれてきた禅の教え、格調高い墨の筆致
ここでいただく御朱印には、鎌倉五山の一翼を担う寺院の格調と、禅の教えがにじみ出る、力強い筆致が記されていました。本尊の阿弥陀如来や、寺の由緒が記された墨書きは、まさに仏縁を結んだ証です。寺の歴史と人々の思いが込められた一筆一筆は、静寂の中での参拝の記憶を深く刻みつけてくれます。墨の濃淡やかすれからは、この地がたどってきた悠久の時と、修行の厳しさが伝わってくるようです。手元に残る御朱印は、単なる記念ではなく、禅の静けさを思い出す、心の拠り所となるでしょう。


- 住所:〒247-0062 鎌倉市山ノ内1402
- 電話番号:0467-22-3943
- 開門時間:9:00〜16:30
- 拝観料:大人 300円 小人(中学生以下)100円
- アクセス:JR 横須賀線「北鎌倉駅」西口より徒歩8分
※お越しの際は、「通常の御朱印」か「七福神めぐりの御朱印」か、おっしゃってください。
さがみを歩む、歴史と祈りの道しるべ
御朱印は、その場所で感じた空気や、紡がれてきた人々の想いを記憶する、旅の道しるべ。手元に残る一枚が、あなただけの物語を静かに語りかけてくれるでしょう。
御朱印が、新たなご縁をまた紡ぐ━━━


























