鎌倉Style

machijikan | vol.01

街時間
この街にはこころ舞う時間が流れている
[ 創刊号 ]
街時間
北条政子に想いを馳せて

数々の歴史の舞台となってきた
古都鎌倉。

今回は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも存在感を放つ女性・北条政子に想いを馳せつつ、鎌倉を歩いてみようと思います。

頼朝・政子ゆかりの鎌倉の起点 
鶴岡八幡宮

古来から源氏ゆかりの神社であり、信心深いことで知られた頼朝が「武士の守り神」として重んじた鶴岡八幡宮。

正面の舞殿は、源義経の恋人・静御前が舞を披露した若宮廻廊の跡に建っています。義経への想いを込めた「しづやしづ」という歌詞が頼朝の怒りを買いましたが、政子が「これこそが、女の覚悟です」と夫をいさめ、静御前をかばった、という逸話が有名です。
この他にも、三代将軍・実朝が甥の公暁に討たれたとされる大イチョウなど、数々の歴史上のエピソードが残されています。

妻・政子と子の幸せを願い 
頼朝がつくった段葛(だんかずら)

「段葛」とは、鶴岡八幡宮への参道・若宮大路にある一段高くなっている参道のこと。
段葛は、源頼朝が妻・政子の懐妊を喜び、安産を願って造営したものだと伝わっています。北条義時など、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で活躍している御家人たちも土石を運び、造営にあたったと記録が残っています。

鎌倉の中心を貫く、真っすぐな段葛。生まれてくる子が伸びやかに成長するよう、頼朝と政子の願いがこめられていたのかもしれません。

北条政子がつくった鎌倉ごはん

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にちなみ、北条政子や御家人の暮らしに思いを馳せた鎌倉ごはんを、野菜ソムリエ佐藤由美さんのレシピで紹介します。地元の素材を大切にした、滋味豊かな料理をお楽しみに。

きなり、紺、からし、ミント
鎌倉カラーに魅せられて

賑やかな小町通りにあって、洗練されたウッディな店構えが魅力的な白帆(しらほ)鎌倉さん。手作りの帆布バッグや革小物の専門店です。
秋らしいからし色やカーキ、思わず手に取りたくなる紺、ミントなどの落ち着いたきれいなカラーは、古都鎌倉をイメージしたもの。
「基本は、長く使えるシンプルなデザイン。そこにポケットや革のあしらい方を工夫して、白帆鎌倉ならではのバッグづくりをしています」とこだわりを語ってくれたのは、統括責任者の蓬畑宣行(よもぎはた ひろゆき)さんです。
店内に並ぶ商品はすべて、店舗の2階にある工房でデザイン・製作されています。今回は特別に、工房へ案内していただきました。

階段を上がると、そこは工房
ミシンの音が響きます

カタカタカタ・・・とミシンの音が響く工房内は、壁や天井に帆布地や金具、革などがぎっしり並んでいて、まるで絵本の世界の中のよう。
白帆鎌倉のバッグに使われているのは、「4号帆布」という帆布の中でも極厚の布です。専用ミシンの太い針ですら、熟練の職人さんの腕がないと簡単には通らない難敵なのだとか。

金具のローラーで布地をギュッと押さえながら、「ね? けっこう重労働なんですよ!」と職人さんがユーモラスに語ってくれました。
分業化せず、ひとりの職人さんが最初から仕上げまでひとつのバッグを製作するのが、白帆鎌倉の流儀。使えば使うほど味わいが出るクオリティの秘密は、この工房にありました。

大事なのは「鎌倉体験」 蓬畑宣行さんが受け継いだこと

次に案内していただいたのが、革製品専門のスペース。ここでは、自分好みのベルトをセミオーダーできます。
「スタッフ全員で共有し、大事にしていたのが『お客さまに鎌倉体験を』ということなんです」と、同店統括責任者の蓬畑宣行さんがお店の理念を教えてくれました。
ズラリと並んだ個性豊かなデザインのバックルと、壁一面のベルト革は、見ているだけでワクワク。ベルト革は国産、イタリア産など、国別に分かれていて、英国産ブライドルレザーなどの逸品も魅力的です。
バックルとベルト革、縫い糸を自由に組み合わせて選べば、製作時間は5~10分というスピード感です。「鎌倉に来て、お店に入って、選んで、すぐ持ち帰る、という愉しい体験に、僕たちはこだわりたいんです」と蓬畑さん。
手持ちのバックルに合わせてベルト革だけ交換を、という方も大歓迎とのこと。「おじいちゃんやお父さまの形見のバックルを持って来てくださるお客さまもいて、『よくぞウチに来てくださいました!』と一同で感動しています」と笑顔で語ってくれました。
新しいものをプラスしながら、古いものを大事に受け継いでいく。「鎌倉体験」の心を感じるお話です。

手でふれて自分だけの逸品に出会う
シンプルだけど、大切なこと

白帆鎌倉さんには、さまざまな物語を持ったお客さんが訪れます。
平日の朝早く訪れて「親父と同じ鞄を買いに来ました」と言葉少なに語る若い男性、「鎌倉に来たら、必ずこのお店に寄るの」といつも楽しそうにバッグを手に取って、ゆっくり店内を巡るご婦人ーー。
「自分たちが大事につくったものを、自分たちのお店に来てくださったお客様に売る。シンプルだけど、大切なことだと思っています」と蓬畑さん。あえて販路を広げず、この小町通りの店舗のみで製作・販売を行うスタイルに誇りを持っています。

ひとつひとつ、微妙に色合いや仕上がりの表情が違う帆布バッグ。
鎌倉へ来たら、ぜひ自分だけの逸品を選んで、「鎌倉体験」を持ち帰りたいお店です。

JAさがみ 鎌倉支店

近隣の支店紹介

JAさがみ 鎌倉支店
営業時間/9:00~15:00 ATM /1台
所在地/〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2-8-2
電話番号/0467-25-2134

街時間・読者プレゼント

今回ご紹介した白帆鎌倉の人気商品を、准組合員さんの中から抽選で10名にプレゼントいたします。
応募の締め切りは2022年11月30日(水)。下部のリンクボタンから応募フォームへ遷移します。
記事の感想やご意見・ご希望もお寄せください。

[プレゼントの応募は終了しました]

白帆鎌倉
◎営業時間/9:00~18:00 ◎不定休 ◎住所/鎌倉市小町2-8-4
☎ 0467-23-8982 https://shirahokamakura.jp/

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