machijikan | vol.04

わいわい市寒川店 直売所グルメ

わいわい市寒川店 直売所グルメ

産地直送のリンゴ、ホッカホカの
焼き芋、農園オリジナルの
絶品ピザに出会いました。

素材ピカいち、個性豊かな直売所グルメ

わいわい市寒川店の入口付近には、直売コーナーやキッチンカーが出現することがあります。季節や曜日・時間帯によって出店者が変わるので、出会えたときは即購入を。できたてをその場で頬張りたくなる、おいしい直売所グルメをご紹介します。

青森から毎日産地直送! 生田農園の絶品リンゴ

青森から毎日産地直送! 生田農園の絶品リンゴ

わいわい市寒川店の名物! 中田商店のアツアツ焼き芋

わいわい市寒川店の名物! 中田商店のアツアツ焼き芋

自家製ソースがたまらない! 畑のキッチンの焼きたてPIZZA

自家製ソースがたまらない! 畑のキッチンの焼きたてPIZZA

生田農園の津軽リンゴ
愛情たっぷり、まるかじり

木箱いっぱいに入ったリンゴを、わいわい市寒川店の入口付近で元気に売っているのは、青森県弘前市から来ている生田農園の生田静子(いくたしずこ)さん。温もりのある津軽弁まじりで、「子どもたちがまるかじりできるリンゴ。これが、私の愛情よ」と青空の下で歌うように語ってくれる明るい人柄は、まさしく「リンゴ園のおかあさん」。

ニット帽子と眼鏡のコーディネイトがかわいらしい静子さんに誘われて、お客さんがツヤツヤのリンゴを手に取っていきます。

生田農園のリンゴは、爽やかな甘さと酸味、シャキッとした歯ざわりで、「これこそリンゴ本来の味」と納得のおいしさ。静子さんの話の通り、皮ごとまるかじりがおすすめです。

お客さんの中には、「うちの子は、生田農園さんのリンゴしか食べない」というファンも多く、店頭で「このリンゴ買って!」とおねだりをする子も。小さな子どもも安心してまるかじりできるように、ポイントを押さえて農薬を使い、こだわって作っています。

静子さんがお客さんと朗らかに話をしている後ろで、黙々とリンゴの荷下ろしをしていたのは、息子の生田興誠(いくたこうせい)さん。生田農園の代表を務め、おいしいリンゴを作り続けている期待の若手生産者です。「息子はね、真面目でね、研究熱心なの。息子ががんばって作る担当、私が売る担当なの」と静子さんは誇らしそうにニコニコ笑って教えてくれました。

「いいリンゴですよ。切っても茶色くならない。酸化しにくいから」と、短い言葉でリンゴの特徴を説明してくれる興誠さん。このお母さんと息子さんが愛情を注いでいるリンゴなら、おいしくて当然だな、と思いました。

袋を丁寧に掛けて、太陽に当てずに作る赤い「陸奥」、まるでラ・フランスのようなねっとり甘い香りの白いリンゴ「金星」など、珍しい品種も店頭に並んでいます。一升瓶(!)に入ったリンゴ100%ジュース「津軽美人」も人気で、そのまま飲むのはもちろん、焼酎で割ってもおいしいのだとか。

わいわい市寒川店では、毎年12月中旬~2月に直売を行っています。金曜日は出店がありません。

あったかい津軽弁が愛おしい生田静子さん(写真中)

あったかい津軽弁が愛おしい生田静子さん(写真中)

木箱が良い雰囲気

木箱が良い雰囲気

遮光のため金星は紙に巻かれている 遮光のため金星は紙に巻かれている

遮光のため金星は紙に包まれています

一升瓶に10個分のリンゴ果汁。焼酎割5:5がおいしいとのこと

一升瓶に10個分のリンゴ果汁。焼酎割5:5がおいしいとのこと

一つひとつ丁寧に焼き上げる中田修(なかだおさむ)さん

一つひとつ丁寧に焼き上げる中田修さん

「べにはるか」が極上のスイーツに 「べにはるか」が極上のスイーツに

「べにはるか」が極上のスイーツに

割るとほかほか湯気が立ち上がります

割るとほかほか湯気が立ち上がります

蒸気と温度計を見ながら火加減を調整

蒸気と温度計を見ながら火加減を調整

中田商店の焼き芋
父から受け継ぐ、ホックホクの甘さ

わいわい市寒川店の駐車場の一角で、温かな湯気と甘い濃厚な香りでみんなの食欲をくすぐっているのは、中田商店の焼き芋です。ここに買い物に来るときは、ホックホクの焼き芋もお楽しみのひとつ、というお客さんも多いのだとか。

厳選した「べにはるか」を、専用の窯で木のまきを使って焼き上げるのが、おいしさの理由。「1時間ぐらいじっくり焼くと、こうして芋から蜜がじんわり染み出てくる。これが焼き上がりの合図」と教えてくれたのは、店主の中田修(なかだおさむ)さんです。

約19年続く中田商店は、修さんのお父さんがスタートしました。軽トラと一体となっている自慢の焼き芋窯は、設計から制作までお父さんの手作り。わいわい市寒川店のオープン当初から直売を行っていて、わいわい市のお客さんたちには親しみのある存在です。

2代目である修さんが店主として焼き芋を売り始めたのは、去年の春のこと。病床のお父さんから素材の選び方や焼き加減を教えてもらい、自慢の手作り窯と技術を引き継ぎました。「父の味を、大事に伝えていきたい」と修さんは決意を語ります。

蒸気の量を見ながらまきで火加減を調整し、じっくり蒸し焼きにすることで、水分量の多いホックホクの食感に仕上がります。やわらかく、皮ごと全部食べられるおいしさです。

焼き芋の販売は、毎年10月下旬~4月末ごろまで。

焼きたてが格別ですが、冷やして食べても甘味がいっそう増しておいしくいただけます。「凍らせたものを山登りやマラソンに持って行って、自然解凍された頃に食べると、疲労回復にとってもいいよ」と修さん。

ほろっと口の中でとろけるやわらかさで、しかも天然の甘さなので、離乳食にもおすすめとのこと。家族全員で、ほっこり楽しめる自然派スイーツです。

湘南佐藤農園の本格PIZZA
トマト農家が焼く濃厚トマトピザ

鮮やかなオレンジ色のキッチンカー「畑のキッチン」で焼きたてのピザを提供しているのは、藤沢市で100年続く湘南佐藤農園。農園自慢のこだわりトマトをたっぷり使った、他では食べられない味が、ファンを集めています。

わいわい市寒川店に「畑のキッチン」がやってくるのは、月に1度。わいわい市藤沢店で出会えることもあります。

「水分の多いみずみずしいトマトが、ピザ窯で焼くことでギュッと濃厚になります」と説明してくれたのは、ピザ職人の井上大輔(いのうえだいすけ)さん。キッチンカーの中でクルクルとピザ生地を回し、作りたて、焼きたてを提供しています。

湘南佐藤農園のトマトは、アイメック栽培という特殊なフィルムを使った農法で特別栽培されています。甘味と酸味がたっぷりのフルーツのような味わいで、わいわい市でも指名買いが多い人気の品です。

「畑のキッチン」のピザは、濃厚な自家製トマトソースとフレッシュな焼きトマトの味が絶妙にマッチして、まさにトマトが主役。

また、トマト以外にもサツマイモやトウモロコシなど、湘南佐藤農園自慢の旬野菜がトッピングされた季節メニューも登場します。「畑のキッチン」の名の通り、産地直送、地産地消のピザなので、一年中楽しみが尽きません。

何枚買おうかな、とキッチンカーの前で迷っていると、「子どもでも1枚ペロッと食べちゃいますよ」と嬉しそうな笑顔で井上さんが教えてくれました。旬野菜たっぷりの健康ピザなので、人数分以上のオーダーがおすすめです。

香ばしいピザのにおいが漂うオレンジ色のキッチンカーを見つけたら、ぜひ味わってみてください。注文を受けてから焼き上げるので、先客がいない時でも5分ほど待ち時間が必要です。混んでいる時間帯なら、先に注文をして、わいわい市寒川店でお買い物をしてから焼きたてをゲット、という作戦がおすすめなので、店員さんに相談してみてください。

※出店情報などは、「湘南佐藤農園」のホームページ
https://www.shonansatonouen.com/ をご覧ください。

ピザ職人の井上大輔さんが焼きたてを提供

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焼きたての良い香り!

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お! トマトジュースも魅力的です お! トマトジュースも魅力的です

お! トマトジュースも魅力的です

このソースはまさに、未体験ゾーンのおいしさ

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わいわい市 寒川店
◎営業時間/9:30~17:00 ◎定休日/毎週水曜日(12/31~1/4は休業) ◎住所/〒253-0106 寒川町宮山233-1
☎0467-72-0872