我が家も子ども2人の子育ての全盛期は、毎日が朝から晩まで運動会のようでした。夫は、都内勤めの熱血サラリーマンという肩書きを盾に、深夜にかろうじて帰ってくる人。子育ては夫婦で協力的にというのは絵に描いた餅的に、藤沢市内で時短勤務していた私が実質の業務担当者。うちも同じく！というご家庭は多いことと思います。最近は男性の育休などの話を耳にするようになりましたが、それでもどちらかに負担が偏ってしまうご家庭は多いのではないでしょうか。

　ただ、今思えば、子どもも可愛かったし、大変だったけど、最高に楽しかった時代。すでに大きくなってしまった子どもたちに「小さな頃のことで覚えていることってある？」と聞いてみたところ「保育園で熱を出した時、パパが会社を早退してきてくれた」と。その後、パパが慣れない手でご飯も作ってくれ、遊んでくれて、すごく嬉しかったというエピソードが飛び出してきました。「ああ、あの日か」私がどうしても会社の都合で迎えに行けず、朝、夫と口論の末、お願いした日の出来事でした。「そういえば！」ともう一つ。「おばあちゃんが、スイミングのお迎えに来てくれて、ドーナツを買ってくれて。おいしかったなぁ」と。はじめはニコニコして聞いていた私も、なんとなく心がモヤモヤしてきて、表情が曇りがちに。そして「毎日、毎日、雨の日も風の日も送り迎えしていたのはママだったのだけどなぁ」、「毎日、ごはん作っていたのはママなのだけどなぁ」とブツブツ。子どもたちは、シマッタ！という顔で「いや、ママのお迎えは当たり前だったからさぁ」、「感謝しているって」と大慌てする一幕になりました（後で肩を揉んでもらいました（笑））。子どもたちにとっては、スペシャルなことがキラキラした記憶に残っているのでしょうね。宿命とは思いつつも、釈然としないママでした。

　我が家は、週末になると地元の新鮮野菜がいっぱいのわいわい市や、地元のスーパーに買い出しツアー。家に帰るとこのサラダを作りながら、いろんな野菜を一気にストックしていきます。洗って、切って、ゆでて、焼いて、サラダってすごく面倒くさいのですが、ストック作業の成果をサラダに描いていくと思うとテンションもあがります。お子さんにいろんな野菜を教えながら、絵を描くみたいに盛り付けて、楽しんで作りましょう。

③ お宝パーツ（テンションあがるパーツ）
ウインナーは焼いて、ハムは切らずに一枚を大胆に、一人ひとつずつ。皮をむいて輪切りにしたかんきつ類などのフルーツ。

④ ドレッシングチーム
市販の和風ドレッシングをアレンジします。家族で使う分の和風ドレッシングをボウルに入れて、そこにニンニクをすりおろし、マーマレードをお好みで加え、よく混ぜます。砕いたナッツを入れてもよく合います。