machijikan | vol.01

小出川沿いの風景

小出川沿いの風景

心がほどける、里山の眺め

川のせせらぎに耳を澄まそう

川のせせらぎに耳を澄まそう

小出川の川沿いで、まるでとなりのトトロの世界に迷い込んだような風景に出会いました。
里山と水田、さといも畑が一体となった、昔ながらの日本の風景。耳を澄ますと、虫の鳴き声と川のせせらぎの音が心地よく聞こえます。
取材当日は、サヤサヤと揺れる稲穂の海に舞い降りる、白サギの姿も見えました。
小出川は「こいでがわ」と読みます。宇都母知神社で保存している古地図には、「鯉出川」という表記が残っているそうです。昔から暮らしを支えてきた、豊かな川だったのかもしれません。

小出川彼岸花まつりに行ってみよう!

小出川彼岸花まつりに行ってみよう!

9月下旬~10月上旬のお彼岸のころ、小出川沿いは彼岸花でいっぱいになります。大黒橋から追出橋まで約3キロほど続く散歩道が、赤いお花の絨毯で導かれる風景は圧巻です。
彼岸花の保全を行っているのは、小出川が流れる寒川町・茅ヶ崎市・藤沢市の各地区にある彼岸花の会。地域の皆さんの力が、美しい景色を守っています。
開花時期に合わせて行われる「小出川彼岸花まつり」もおすすめ。2市1町それぞれの会場に模擬店や休憩所が設けられ、秋まつりならではの楽しいムードを満喫できます。
お天気が良ければ、田園風景の向こうに富士山や大山を望めることも。秋のお散歩に、ぜひ訪れたいコースです。