【座間市 番外編】
かにが沢公園

冬のヒマワリ! 座間市「かにが沢公園」に咲き誇る
きっかけは一通のメールから
座間市に白いヒマワリが咲いているとの情報を寄せていただき、2024年11月末の週末、小田急線「相武台前」駅そばの「かにが沢公園」へおじゃましました。
晴天の当日は、暖かな陽射しに冬を感じさせない清々しい朝でした。

快晴のかにが沢公園。座間市民の憩いの場です

紅葉と空のコントラストがキレイな朝でした

近所の保育園児が遊びに来ていました
咲き誇る冬のヒマワリ
夏の「ひまわりまつり」の真っ黄色なイメージもあり、どんな感じだろう?と思って駅へ続く遊歩道を行くと、これはスゴイ! 花壇を埋め尽くす約13,000本のかわいいヒマワリたちが待っていました。
「まちの活性化委員会」の鈴木海航(かいと)さんを中心に市内・近隣のボランティアの皆さんが9月7日に種をまき、10月20日過ぎに最初の1輪が開花しました。冬のヒマワリは花期が長く、12月の上旬まで楽しめたようです。

冬の日差しにはえるヒマワリ畑! 壮観です

ウワサの白いヒマワリは、この冬最後の1本でした
ヒマワリは黄色だけじゃなかった
残念ながらこの日、ウワサの白いヒマワリは1輪を残すのみとなっていましたが、代わりにルビーのような赤いヒマワリが咲き誇っていました。道ゆく老若男女、たくさんの方々の目を楽しませていました。
街をよくしたい思いの結晶
2024年で4年目の冬のヒマワリ、「コロナ禍をきっかけに、冬の外出の機会をつくってたくさんの方へ笑顔や元気を届け、街の活性化につなげたいと、有志の皆さんで少しずつ始めました」と、まちの活性化委員会メンバーで相武台商店会会長の落合明さん。座間市役所に掛け合って花壇を貸してもらい、最初の年は3,000本からスタートしました。
翌年は8,000本、3年目に10,000本と徐々に面積を広げ、その委員会メンバーで地元農家の加藤佳孝さんが畝立てをするほどなのだそうです。

ゴージャスな深紅のヒマワリ。皆さんスマホで写真を撮っていました

駅までの遊歩道沿いにあるので、地元の皆さんが足をとめて見入っていました
冬のヒマワリをはじめ、「まちの活性化委員会」では人々に通年楽しんでもらえるように花壇の手入れはもちろん、20人のメンバーで公園内の清掃・草刈りにとどまらず、パトロールまで行っています。その活動は、咲き誇るヒマワリのように「街をよくしたい」という思いに満ちていました。
今年は夏も冬も座間へ、ヒマワリを見に出かけてみてはいかがでしょうか。
「まちの活性化委員会」は人々が元気になれるようなまちの活性化を目的に活動しています。多世代の繋がり、地域コミュニティ、花と緑の環境美化を通じて豊かな地域創りを進めており、全ての世代の方達と分かち合い寄り添う地域密着の活動をしています。
「まちの活性化委員会」の皆さん
左から/内藤あいのさん・長谷川正さん・加藤佳孝さん・酒井武夫さん・落合明さん

素敵な笑顔の「まちの活性化委員会」の皆さん

愛情を注がれ、凛とした佇まいで誇らしげに咲くヒマワリ

ヒマワリのように爽やかな笑顔の
「まちの活性化委員会」メンバーの皆さん

季節はクリスマス前でしたから、
キラキラした飾りが華を添えます